「カテドラルな恋・束縛」収録レポ★
*3月22日。曇りのち雨。東京某スタジオにて収録。
 

 今回は担当さまを含め三人で収録の立会いに行って参りました。
 実は私、成田剣さんがリカルド役をやって下さると聞いて、「成田さん受けが聞きたい…」とボソッと腐ったことを以前から呟いておりました(スミマセン…汗)。ですが、今回の立会いメンバーには「絶対、成田さんご本人にそんなお馬鹿なことを言わないで下さいね(汗)」って口止めをしておいたのですが、それも空しく、当日プロデューサー様のお耳に入ってしまいました(ぎゃ〜涙)
 ところが、何故か声優の皆様でこの話が盛り上がったようで、なんと、成田さんご本人から「受けOK」の返事をっ! 
 しかもその場合、誰を攻めにするかまで話が飛び…冷や汗物でした。ご本人のいらっしゃる所で、そんな会話は…セ ク ハ ラ(涙)。でもプロデューサーさん、ありがとう…(涙)。
 ということで、私、「成田さん受け」をテーマに小説を書きたいです。成田さん受け、それがテーマ…一体、どんな小説だ(大汗)。
 しかし問題はそんな小説をアズの担当さんがプロットを通してくれるかどうかです…。だめですかね?(汗)
 成田さん受け…男らしくて萌えるんですが…だめですか?(もうただの腐った女です 汗)


 そして何故か担当さんが妙に反応していたのは部長の声(笑)。
「部長、オヤジ〜」とか話が盛り上がっていた所に、ひょっこりと休憩中の平川大輔さんが「僕、オヤジの役やります」といきなりオヤジ宣言。プロデューサーさんにすかさず「今日は平川さんはオヤジ役はだめ。可愛い海人の役!」と突っ込まれておりました。お茶目な方です。でも役を一生懸命演じて下さり、声優としてのプライドをしっかり持っていらっしゃる方であり、頭が下がります。
 こういったBLという作品を演じるのは大変だと思うのです。だけどそれを真剣に演じていただけて、本当に声優魂のある方だと思いました。役者としてのプライドの意味を間違えることなく、きちんと持っていらっしゃる方。そしてサービス精神に溢れている方。
 役者のプライドというのは、どんな役でも演じることができるというのがプライドだと思うので、こういった役をきちんと演じて下さった方は声優の中の声優だと思ってます。
 本当に演じて下さってありがとうございました(涙)。


 さて、私自身も自覚があるのですが(汗)、私、シナリオのセリフが長いです(汗)。今回、ルイスの役を演じて下さった武内健さんが、休憩中、一人で長セリフの練習して下さっていた姿が印象的でした。
 武内さんと言えば、まだ武内さんがスタジオ入りしていない時に、プロデューサーさんが「武内さんとは初対面ですよね。声の印象のままエロイ奴ですから…」と、コメントを。
 エ、エロイ奴!? 
 思わずドキドキしてお顔を拝見したのですが、なんだか違うことに気をとられて、エロイかどうか確認できませんでした(笑)。


 実はこの武内さんと、オルゲを演じて下さった勝沼さんが私の今回最大の恥ずかしい体験に関係してくるのです(大汗)。
 収録中、このスタジオでは私たちはプロデューサーさんのいる部屋で待機しているんですが、声優さんは声優さんの控え室があるんです。ところが、平川さんと成田さんの濃厚なHシーンの収録時、武内さんと勝沼さんのお二方が、私たちを挟むようにして両脇にやって来たんですよ。
 ちょっと待て…こんなHシーンを男性に挟まれて聞く勇気と根性は私にはないぞ…(大汗)と、心密かに慌てた私…。(表面上は冷静さを保ってるフリをしてましたが…汗)
 ただでさえ、Hシーンは居たたまれないんですよ。でも演じて下さってる声優さんのことを考えると、私がそんな気持ちでは申し訳ないと踏ん張っているのですが、その気持ちが揺らぎそうになりました(汗)。
 そして、そういう時に限って、リテイクが…(大汗)。
 ええ、私、武内さんと勝沼さんに挟まれて、もう一回Hシーンを聞きましたよ(涙)。
 そのHシーンはプロデューサーさんも「これ、エロイわ…」と呟くほどのもので…。
 ああ、確かに私は腐ってるかもしれませんが、そんな私にも一応乙女の恥じらいというものが…(涙)←既に無用の長物。
 ちなみにこのお二方が演じて下さったルイスとオルゲの大人の会話は「束縛」の方で収録されています。素敵に演じてくださってます。カッコイイです(涙)。

 最後に余談ですが、「束縛」で「少女の肖像画」というセリフが何回かあるのですが、どの方も早口言葉みたいだ…と苦笑しておりました。CDを聞く機会がありましたら、ぜひチェックしてみて下さい(笑)。

 皆様、本当にありがとうございました(涙)。
ゆりの菜櫻